2015年 07月 29日
今日の一枚 7/29 |
暑いからサウンドがカラッとしたカントリーソング(歌詞はカラッとしてませんが)が聴きたいなぁと思ったら、カントリーはJOHNNY CASHさんしか持ってない(LPでHANK WILLIAMSさんは持ってるな)ので、最近はCASHさんばかり聴いてますよ。
晩年のAMERICAN RECORDINGSシリーズじゃないですよ。
以前、初期中心のベスト盤をレンタルした事があったのでウォークマンに入ってるのを聴きだしたら、前はわからなかった良さが少しわかってきました。
そいで、名ライブ盤「SAN QUENTIN」も以前レンタルしてたので聴きましたよ。
凄い熱いライブだったんだ、と再確認できた。刑務所のライブだよ。お客が囚人で凄い盛り上がってるのがわかるよ。
なんかの雑誌のコラムで「スーという名の少年」(SAN QUENTIN収録曲)をなんかの例えで書いてはって、曲名だけ頭に残ってたんですよね。
そいでレンタルした時に初めて聴いて歌詞みたら凄かった。
「スー」って女の子につける名前で日本語にすると「ひばり」っていうらしい。親父が産まれた息子に「SUE」と名ずけて家を出て行ったらしい。
それで息子は名前でイジメられるんだけど、どんどんタフになっていって、「いつか親父を見つけたら殺してやる」と思っていて、とうとう親父を見つけて「なんで「SUE」って名前をつけたんだ」と質すと親父は「その名前のおかげでお前はタフになっただろう」というオチ。
大体こんな歌詞だったと思います。なんとも言い表せませんが、衝撃でしたね。
ベスト盤にも「A BOY NAMED SUE」が入ってたんだけど、ベスト盤は一部歌詞がピーってなるんだけれど、「SAN QUENTIN」にはピーは入ってなくて「SON OF A BICH」って言ってたよ。
JOHNNYさんの名前を知ったのは、クヤさんが好きだったからですよね。
あの中指立て写真のTシャツを着たクヤさんがインパクト強かったなぁ。
「SAN QUENTIN」の時に、テレビ撮影が入ってて、カメラ向けられたJOHNNYさんが中指立てた時の画らしいよ。
やっぱり伝記映画「I WALK THE LINE」観てから好きになり始めましたね。さりげなくBOB DYLANさんの事が話しに入っていてニヤリとさせられる。
それで気になってレンタルした。「ESSENTIAL JOHNNY CASH」ってコロンビアのベスト盤なんだけど私みたいな初心者には丁度いいよ。
初期のロックンロールは最高だし、BOB DYLANさんとのデュエット「北国の少女」も入ってるよ。雑誌で「デュエットというよりお互い好きな様に歌ってる」って書いてあった通り自由な感じが面白い。
U2とやってる「THE WANDERER」が妙にハマっててカッコいいよ。
あとはやっぱり妻JUNE CARTERさんの存在。
JUNEさんの歌の小節がパンチ効いてて最高!
DYLANさんの「IT AIN'T ME,BABE」アップテンポで最初聴いた時びっくりした。
あとは「JACKSON」!この曲の小節がたまらない。
JUNEさんの最後のアルバム「WILDWOOD FLOWER」が最近すっごくきになる一枚です。
次回マンホール
by katsuhayashi
| 2015-07-29 17:21
| 今日の一枚